2014年05月02日

5月2日の記事

2014年5月2日(金)



鯉のぼり


今日はゴールデン・ウィークに欠かせない鯉のぼりについての話題です。
鯉のぼりの起源は江戸時代の武家が始まりとされ、鯉の滝登りが立身出世の象徴となり、鯉のぼりはご存じ男児の健やかな成長を祈るものですね。GOOD


本来は黒い真鯉のみで、明治時代から真鯉と緋鯉(ひごい)の対で揚げるようになりましたが、昭和時代からは家族を表すものとして青い子鯉を添えたものが主流となりました。また、真鯉に赤い裸の男の子がしがみついている柄のものがありますが、これは金太郎と見られ、金太郎が自分より大きい鯉を捕まえた伝説をもとにしているとみられます。

お父さんの真鯉は堅く閉ざし動かない冬・命を支える重要な水の意味を持つ「黒」。
貫禄があり、大切な存在という意味に取れます。

お母さんの緋鯉は 生命を育む夏・知恵のシンボルである火の意味を持つ「赤」。
子供をたくましく育てる存在のイメージです。

子供の「青」は春で木を意味し、木々が成長するように子供もすくすくと成長することを願っているとか。OK


さおの先に回転球やかご玉、その下に矢車を付け、五色もしくは鯉などを描いた吹流しを一番上に、以下真鯉、緋鯉、子鯉等を大きさの順に並べて揚げるのが一般的です。

5色の吹流しも、「木・火・土・金・水」の万物を表し、幼子の無事な成長を願って「魔除け」の意味で飾られ、矢車も同様の意味を持っているとか。


最近の住宅事情(庭付き一戸建て住宅の減少とマンションなど集合住宅の増加)や少子化などのため、童謡に歌われるような、民家の庭に高々とこいのぼりが揚がる姿を見ることは少なくなっています。

鯉のぼりを見ていて、福山雅治の「家族になろうよ」を思い出すのは私だけでしょうか?

5月2日の記事





Posted by ビザライ at 07:03│Comments(0)
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